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2014.04.26 (Sat)

蟲師 続章 第4話「夜を撫でる手」

「掌に目玉の様な痣があるだろう 
それは腐酒というものに侵されてる印だ」

夜の山で出会った意のままに獲物を狩る者――
腐酒に侵され変わっていく辰を心配する卯介

蟲音 続 蟲師 特別篇 日蝕む翳 (KCデラックス) 蟲師 愛蔵版(5) (アフタヌーンKCデラックス)
【第4話 あらすじ】
夜の山中、道具ひとつ使わずに狩りをする者があった。
己の意のままに生命を摘み取り弄ぶ"それ"は──"ヒト"と"蟲"の境に在る、脆弱なる"モノ"。


日が暮れた山中で濃い果実酒のようなニオイを感じ取ったギンコさん
甘いニオイがすえたものに変わり その源にいる存在の気配に気付い途端 何故か体が動かなく…
その正体は人でギンコさんの姿を見て見逃してやると去って行ったけれど
猟師にしては武器も持たず手ぶらで山に入っていたり 何やら怖い感じですね

何か精のつく物を食べようと村の市を覘くと干し肉を売っている少年・卯介に声を掛けるも
並べた肉からは腐ったようなニオイがし、新しい物を分けてもらう為に家に案内してもらうギンコさん
案内された家で昨夜と同じ甘いニオイと腐臭を感じ、兄・辰@内山さんが山で会った人物だと気付き
新しい獲物を狩って来るから待ってろと、手ぶらで山へ入る辰の後を追うと
武器も持たずに獲物を呼び寄せ狩ろうとしてる姿を見て、彼が狩った獲物が臭い理由を知る事に
意のままに獲物を狩る手――
血筋に同じ手を持つ者の存在と、掌にある目玉の様な痣がそれを決定づける
目玉模様の痣は腐酒に侵された印なのだと言うギンコさん

腐酒とは生命の源である光酒の腐ったものであり
本来成るはずの蟲になれず 赤い泥状になり地下水から地上へと湧き出し
果実酒のような甘い香りがするが毒性があり濃い濃度で口にすれば死に至る事もある
ごく稀に耐性のある者がいるって、それが辰ような者なのかな
腐酒そのものに意志はなく ただ更なる腐敗を待つのみだけど
動物の体内に入り血に紛れると命を得て、宿主もまた特殊な力を得るのだとか
掌から甘い香りを出し獲物を引き付け酔わせて容易く狩りをさせる
その力は血を介して子子孫孫まで伝わっていくのだと――…

意のままに獲物を狩る手の力を持つ者はごく僅かで、多くは腐酒の毒で長くは生きれない
辰は力を得たけれど、弟の卯介は血を吐いて無くなった祖母と同じく力を持たないようで…
このままだと長く生きれないけれど、腐酒は光酒を一定量飲めば消滅すると言うギンコさん
そして治療が必要なのは辰も同じ、獲物を狩る手を持つ者の末路とは―――
二人分の光酒を調達しに戻るギンコさんは 間違って人を狩るなと忠告するけれど
提灯を持たずに夜に山に入っても自分を襲うようなものは居ないと軽く返す辰に
山の王にでもなったつもりでも、山の一部に過ぎないし何で命を落とすか分からないと…
治療を受けて元の辰に戻って欲しいと言う卯介だけど、辰にその気はなさそうな感じですね
今までと変わらないだろうと頭を撫でるシーンの手のアップが怖かった(汗)

約束通り光酒を調達して戻って来たギンコさん
一緒に来て欲しいと言う卯介と共に辰が狩りをしている山へと向かったけれど
そこには必要の無い狩りで狩られた動物たちの姿が…
生きてるものを狩る事自体を楽しんでいた父親に似てきたと言う卯介
いつ狩られるか分からない恐怖を感じながら生きてきた兄弟が見た父親の最期
体が透けて見えたり影が無くなる異変の後、消えて無くなってしまったのだとか…

自分より強い先代が亡くなると枷が外れたように子孫の力が増し腐酒の浸食が進み
やがて体を乗っ取られ 完全に蟲の側へ行ってしまうのだと言うギンコさん
父親は死んだわけでは無く実体を失くし心も無くし 今も山を彷徨っている―――
このままでは辰も父親と同じ様になってしまう訳ですか(汗)
光酒は卯介に呑ませてやって欲しいと言う辰に、意志を持たない蟲に踊らされてるだけだと
目を覚ますように説得するも 狩られるかもしれない側へは戻りたくないと力を使ってきた!
動けなくなったギンコさんを助けたのは もう怖い事なんて無いと宥めて止めた卯介
弟の為にも元に戻ろうとする辰だけど、銃を手にした猟師に熊と思われ撃たれる事に(汗)

銃弾を受け腕から赤い泥状の腐酒が混じった血が流れ落ちる中、穴に身を隠し夜明けを待つも
今まで忘れていた 夜の長さ、闇の怖さを改めて感じる事になりましたね
探しに来た卯介の声を聞き穴から出た辰の周りには烏の群れが!
出るなと咄嗟に叫ぶギンコさんだけど、襲われた辰は意のままに獲物を狩る手を失ってしまう
家の周りに烏がたくさんいたのも伏線だったのか…
甘い果実のニオイに誘われるも掌の目玉紋様に恐れて襲えずにいたけど
血で目玉紋様が隠れた事で 鳥にとってただの甘美な餌になってしまった
山の王になったつもりでも山の一部に過ぎないと言うギンコさんの言う通りになっちゃいましたね

光酒を飲み腐酒の毒も無くなり顔色も良くなった卯介
狩りを覚えるから元気になって一緒にやろうと励ます弟の頭を優しく撫でる辰
腐酒の印がある右手で撫でた時は怖かったけれど 対照的な感じになってたのが良かったなと!
これからは兄弟二人 力を合わせて頑張って生きて欲しいです

闇の中では誰しも何かの影に怯える、闇に遊び 踊り戯れるは異形ばかり――
もしも、真に夜の異形の王がいたならば それは――…
ラストは実体を失くし心も無くして山を彷徨っている蟲の側へ行ってしまった父親のイメージ?
本来恐れるものを恐れなくなったり、自然の理から外れる…と言う意味もあるのかな
怖れを感じる事、闇の怖さだったり色々と考えさせられますね
エンディングの山の映像がまた印象的だったなと!


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こんばんは。

この話は蟲師の中でも少し変わったお話だと思います。
ぞっとする怖さがありますが、一応バッドエンドではなかったですし、救いのあるイイ話……? だったと思いますw

しかしまさか内山くんの声を聞くことになるとはw
蟲師の世界観にとてもあっていてよかったですね。
せざき |  2014年04月27日(日) 19:34 | URL 【コメント編集】
★こんばんは!
せざきさん!

コメントありがとうございます♪

>この話は蟲師の中でも少し変わったお話だと思います。
>ぞっとする怖さがありますが、一応バッドエンドではなかったですし、救いのあるイイ話……? だったと思いますw
今までの話とはまた違った感じの雰囲気だったなと!
特に大きな事が起こった訳では無いですが
静かな怖さが最後まであったかと…(汗)
色々あるエピソードの中で 印象に残る話でした
兄弟も助かりましたし 救いはありましたよね!

>しかしまさか内山くんの声を聞くことになるとはw
>蟲師の世界観にとてもあっていてよかったですね。
淡々とした感じの喋りが また雰囲気ありましたよね
低めのトーンで 辰の怖さも感じられ良かったです!
毎回キャストも見逃せないw

ではでは、コメントありがとうございました!
流架 |  2014年04月28日(月) 21:50 | URL 【コメント編集】
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