WONDER TIME

「あの者が 青龍だ」
迷い込んだ岩穴の先でヨナが出会ったのは…
青龍の過去――
　　
【第１２話 あらすじ】
青龍を探し、岩山に築かれた隠れ里を訪れたヨナたち一行。だが、この場所にいるはずだというキジャの言葉とは裏腹に、里の人々は皆、口をそろえて、「青龍などいない」と言う。よそ者を寄せ付けず、明らかに何かを隠している様子に疑いの目を向けるヨナたちは、里にとどまって密かに青龍を探すことに。ところが、迷路のように入り組んだ岩穴を進む途中で、ヨナは仲間たちとはぐれてしまい…。

すっかり遅くなってしまったのでサラッと書きたいと思います
青龍に関して色々と明らかになった回でしたね

青龍を探して岩山にある隠れ里へと向かうヨナ達
キジャもハッキリと気配を感じていたけれど…
現れた里の者達は青龍など知らないとか 明らかに怪しいですよね
あまり深く追求せずに 取りあえず休ませてもらう事にしたヨナは
未婚の者が仮面をする風習だったりと 他とは違う雰囲気を感じながら
迷路のようになっている里で青龍探しを…ってRPGっぽい演出にｗ

自分が感じるように青龍も気付いてるはずだと言うキジャは
出て来たく無いなら諦めると口にするヨナに 主を必ず待っているはずだと…
求めている緋龍王とは違うけれど 欲しいと言われてキュンとなってるキジャが(苦笑)
一方、大きな目で見られている妙な気配を感じるユン君
戻ろうとするも ヨナはリスを追いかけ隠し通路へと入り込んでしまう

里の者だという男に手を引かれ 違和感を覚えて手を振り払おうとするも
そのまま強引に地下へと連れ去られそうになった所を助けてくれたのは
鈴の付いた面をする人物、彼こそが青龍だったのですよね
不思議と怖さを感じなかったヨナも気付いたし、キジャも確信したけど
当の本人は何も言わずに逃げるように去って行き見失ってしまう…

１８年前、新たな青龍の眼を持つ子として生まれて来るも
白龍の里とは違い、敬われるどころか龍の力を持つ者は疎まれる存在であり
先代の青龍、アオに面倒を見てもらうも 友達も出来ない寂しい生活を…
眼を見ると石になると恐れられているけど、実際は神経を麻痺させる能力
まぁどちらにしろ里の者にとっては…ですよね

日に日に眼が見えなくなっていくアオに比例して 遠くまで見えるようになっていく青龍
侵入者を排除しながら 一刻も早く剣術を覚えろと言われるも
青龍の眼は呪いの眼であり、制御の仕方は教えるけど決して使うな
使えば呪いは自身に返ってくる諸刃の剣なのだと
そうでなくても こんな力があるから忌み嫌われると嫌悪するアオ
厳しいながらも色々教えてくれた彼が弱くなるのを傍で感じる青龍だけど
ついに力を失い体が麻痺しながら、ようやく解放され死ねるし人間だと叫び
独りにしてごめんと涙を流し謝るアオの姿が…

全ての能力が渡り 一人残された青龍
先日取り逃がした侵入者から知らせを受け 里へ向って来る兵士に気付き
眼の力は使うなと 強く言われていたにも関わらず
アオが守ってきた場所だからと その力を行使してしまった青龍!

力があるから皆から怖がられ里は狙われる――
しかし、やはり使ってはいけないものだったと知る結果に
倒された兵士たちの姿、そして力を使った事で自らも…

と言う事で、先代の青龍であるアオとの過去だったりと
前回の 白龍の里との違いを感じるエピソードでしたが
敬われ大切にされてきたキジャとは違い、生まれた時から忌み嫌われてきた青龍
同じ龍の力を持つ者でも こうも扱いが違うのは悲しいですね
そんな彼をヨナは仲間にする事が出来るのか!?


ＮＥＸＴ⇒『反響する恐怖』

　　　　　　　　

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